MT4に表示するインジケータで迷っていますか?
新しいインジケータを導入したり、学んだりする前に一度この2つに絞ってみるのをオススメします。
この2つのインジケーターを使えばトレードをシンプルに組み立てることが可能になり、水平線などとも相性が良くとても見やすいチャートになります。
ローソク足が各インジに重なった場面などをエントリーポイントとすることで精度の高いエントリーやエグジットが可能になります。
というわけで本記事ではMT4のおすすめインジケーターを2つ紹介します。
MT4のおすすめインジケーター2選
MT4(MetaTrader 4)は、世界中のトレーダーに愛用されているトレーディングプラットフォームです。
その多彩な機能の中でも、特におすすめのMT4インジケーターを2つ紹介します。
1. 移動平均線(赤20本.青75本.オレンジ色200本)
2. ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)
ちなみに2つともMT4に標準搭載されているので簡単にチャート表示可能です。
以下では「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」のメリットやMT4上でのチャートへの出し方を記載しています。
1. 移動平均線(Moving Average)
移動平均線(MA)は、トレンドの方向性を確認するために使用される基本的なインジケーターです。過去の価格の平均値(大抵は終値の平均値)を計算し、滑らかな線を描くことで価格の変動を視覚的に捉えることができます。
ちなみに表記の変数はローソク足の終値平均値を出す際の本数となります。
5分足の20MAとあれば、5分足のローソク20本分の終値平均値から算出します。
■移動平均線のメリット
・トレンドの方向を簡単に把握できる。
・異なる期間の移動平均線を組み合わせることで、ゴールデンクロスやデッドクロスなどのシグナルを見つけやすい。
・他のインジケーターと組み合わせることで、さらに精度の高いトレードが可能。
■トレードのポイント
①超短期(5〜10本)- 短期(20本)、中期(75本)、長期(200本)など、変数をかえることによって自身のトレードスタイルに合った終値の平均値を把握しやすいのでローソク足が移動平均線にタッチしたなどを根拠としやすい。(短期トレードならローソク足平均値本数の少ない10本や20本、長期ならローソク足の平均値本数の多い200本など応用可能)
②クロス(短期線が中長期線を上抜ける・下抜ける)をシグナルとしてエントリー・エグジットのタイミングを測る。(ゴールデンクロスは上抜けでデッドクロスは下抜けとなります。)
③『トレードをやる・やらない』の精査において、変数の違う移動平均線が近くに集まっている時は「レンジ」の為、大きな動きを待つことができる。また変数の違う移動平均線が離れて動いているときは「トレンド」が出ているときが多いため順張りチャンスをうかがえる。
MT4の移動平均線の出し方
2. ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)
ボリンジャーバンドは、価格の変動範囲を示すインジケーターで、移動平均線と標準偏差を使用して作成されます。バンドの幅が広がるとボラティリティが高まり、狭まるとボラティリティが低下する特徴があります。
◾️ボリンジャーバンドのメリット
・相場のボラティリティを一目で確認できる。
・価格がバンドの外に出たとき、反発する可能性が高いポイントを見つけやすい。
・トレンドの強さやレンジ相場の判断に役立つ。
◾️トレードのポイント
①バンドの幅が広がった場合、トレンドの強化を示す可能性があるため、『トレンドフォロー』戦略に利用する。
②バンドの幅が狭まった場合、レンジ相場に移行する可能性が高いため、『逆張り』戦略に利用する。(もしくは静観する)
③価格がバンドの上限または下限に接触した場合、『反発』を狙ったエントリー・エグジットのタイミングとして活用する。
MT4のボリンジャーバンドの出し方
【まとめ】MT4のおすすめインジケーターは「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」
MT4のインジケーター、「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」は『シンプルなトレードをするために効果的なツール』です。
とはいえMT4にはたくさんの標準ツールがあるので、余裕があれば様々なインジケーターを試し、自分に合ったトレードスタイルを見つけてください。
それでは今回は以上となります。
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