直近(2023年7月3日)ユーロ円の見通しについて書きました。
ちなみにトレードにおける方向性とエントリータイミングはどのように考えていますか?
各国の金融政策の違いが明確に現れているのが「ユーロ円」ではないでしょうか。
とはいえ、『日銀為替介入』という恐怖感からエントリーはしにくいですよね。
そこで本記事ではユーロ円におけるファンダメンタルの超簡単解説とエントリー、決済のタイミングについてお伝えしていきたいと思います。
ユーロ円の見通しとエントリーすべき方向性
現状『ユーロ円はロング』がファンダメンタル的なセオリーです。
とはいえ、「FXにおける方向性」は問題解決の半分にも満たない要素です。
なぜならレバレッジをかけているFXにおいて、エントリータイミング次第では耐えられないことがほとんどだと思います。
現状『ユーロ円はロング』がファンダメンタル的なセオリーです。
とはいえ、「FXにおける方向性」は問題解決の半分にも満たない要素です。
なぜならレバレッジをかけているFXにおいて、エントリータイミング次第では耐えられないことがほとんどだと思います。
そこでユーロ円取引について、下記の順番で方向性とタイミングをお伝えしていきたいと思います。
①直近ユーロ円のファンダメンタルズ読み解き
②短期ユーロ円のエントリータイミング
③日銀の為替介入が発動したら?
①直近ユーロ円のファンダメンタルズ読み解き
海外時間に発表される「各国の経済指標」を理解できれば申し分ありませんが、言語の壁もありなかなか難しいですよね。
そこで金融経済においてオススメな情報源が、下記のツイートでもあるように「ブルームバーグ」です。
https://twitter.com/FxSakuma/status/1673814486678130688?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1673814486678130688%7Ctwgr%5E87b10df74f61ba6fa1f37404bc6f7dfb666d185c%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Ftenmilionsakumafx.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D130action%3Deditブルームバーグのような情報を読み解くことよってFXのファンダメンタルに重要な以下の項目を簡単に知ることができます。
FXのファンダメンタルにおいて重要な「金融政策」
下記の2つがFXの方向性を判断するために重要な項目です。
利上げ(金融引き締め)
利下げ(金融緩和)
簡単に説明するとこのようになります。
「利上げ」されると銀行が企業などにお金を貸し渋るようになる。
「利下げ」されると銀行が企業にお金を貸してくれやすくなる。
なぜそうなるの?
【利上げ】金利が高いなら銀行は企業に貸すより中央銀行にお金を預けた方が安心して利益を生み出せるからです。
【利下げ】日本は「マイナス金利」をうたうなど、市中にできるだけお金を回すような政策がとられています。そうしないと企業は潰れてしまう(経済が回らなくなる)可能性があるからです。
方向性の判断はどうすればいいの?
そして利上げにより市中にお金が出回らなくなると「お金の希少価値が高まる」のでみんなが買おうとします。
直近の相場では下記の構図です。
・ECB(ユーロ)は利上げで買われやすいのでロング目線
・日銀(日本円)は利下げで売られやすいのでショート目線
では直近のユーロ円に当てはめるとエントリーの方向性は?
ファンダメンタル的には【ユーロ円ロング】が大方の見方です。
「緩和継続で価値が薄れつつある日本円」と「金融引き締め」に舵を切るユーロ。
ユーロを買って日本円を売るというトレードプランが容易に連想されます。
②短期ユーロ円のエントリータイミング
さて方向性がわかったところでどこで買えばいいのかと言う話になります。
含み損はなるべく見たくないな・・・
すぐに「含み益」を狙えるタイミングでエントリーできたらいいですよね。
下記の項目では実際のエントリー場面を載せています。
ユーロ円の1時間足で反発しそうなポイントの「押し目買いトレード」
方向性の判断がついていれば、上位足の反発しそうなポイントで勇気を持って「押し目買い」だけです。
とはいえ、短期で低資金でロットを張るので確実に利確していきます。
【NY時間】
— FX_sakuma (@FxSakuma) June 26, 2023
「引き分け」で終了。
ブログ用にエントリーから決済まで動画取ってみたがグズグズ。
方法を考えます
■トレード根拠
・ドル円1HMAに抑えられ動きがなかった
・ユーロポンドの弱いほうポンド売り
・ポンド50PIPSの損切
・ポンドが弱いではなくユーロが強い
・ユーロ円ロングで取返し終了 pic.twitter.com/KyzrGxFTDN
③日銀の為替介入が発動したらどうなる?
日銀の為替介入とは「円を何兆円という規模で買う」ことになるので、ドル円やユーロ円は大きく下げる可能性があります。
タイミングが合えば『売り』で飛び乗って100pipsぐらい抜ければ御の字かなと考えています。
正直どこで円買いの為替介入があったかは下記のサイトで答え合わせするしかないので、どこでエントリーしてどこで決済など明確なルールを当てはめるのは困難です。
とはいえ過去チャートと照らし合わせると今後の相場対応に活かせると思います。
https://twitter.com/FxSakuma/status/1672204439506288641?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1672204439506288641%7Ctwgr%5E193387ee02806724059ea2afd8476353f3cda248%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps3A2F2Ftwitter.com2FFxSakuma2Fstatus2F1672204439506288641widget%3DTweet為替介入があるとトレンド転換する?
上記で述べた金融政策に変更がないなら、円買い介入しても、長期目線で絶好の買い場と判断されるのではないかなと思います。
つまり、「ECBと日銀の金融政策変更がなければトレンド転換しない」と考えます。
つまり結論は①の方向性は変わらず上昇、②のエントリータイミングを上位足基準で慎重にはかるとなります。
日銀の為替介入が来たら、ドル円、ユーロ円、ポンド円など「クロス円がすべて下げ止まってから上昇に転じたタイミングでエントリーを検討」するほうが無難です。
円買いが落ち着き、各々通貨ペアとの「純粋な綱引き」となってからテクニカル分析でロングエントリー検討。
※経済指標はエントリー前に要チェック
下記のリンクからGMO外為の経済指標が確認できます
以上、本記事が参考になれば幸いです。
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