ハイレバが魅力の海外FXにおいて重要なスプレッドについて各ブローカーを比較してみました。
記載しているのはリアルトレードで使用したことがある3社だけです。
またハイレバで取引する方の多くが初期投資額が低額であることがほとんどです。
低額ハイレバ取引の際に注意すべきスプレッドについても解説しています。
まずは海外FX3社比較表からご覧ください。
【レバレッジ1000倍】平均スプレッド比較
通貨ペア | XM | Axiory | exness |
---|---|---|---|
ドル円 | 2.7 pips | 2.7 pips | 1.1 pips |
ユーロ円 | 3.7 pips | 2.7 pips | 2.2 pips |
ポンド円 | 4.4 pips | 3.5 pips | 2.5 pips |
ポンドドル | 2.5 pips | 1.9 pips | 1.2 pips |
ユーロドル | 2.1 pips | 1.6 pips | 1.0 pips |
ユーロポンド | 2.5 pips | 1.5 pips | 1.6 pips |
オージー円 | 4.0 pips | 3.3 pips | 2.1 pips |
オージードル | 2.7 pips | 2.0 pips | 1.4 pips |
ユーロオージー | 4.4 pips | 3.5 pips | 2.3 pips |
ポンドオージー | 5.7 pips | 3.5 pips | 2.8 pips |
注※XM、exnessは平均スプレッドの公式HP記載が有り、Axiory公式に問い合わせたところMAX口座については「スプレッド表記載なし」とのことで自分の口座の実際の値です。
上記を見るとレバレッジ1000倍の取引が行えるハイレバ口座比較では『exness』が有利に見えます。
ちなみに筆者はaxioryのナノ口座(取引手数料が別途かかるがスプレッドが狭い)をメインにしていますが、レバレッジ1000倍口座となるとexnessに軍配があがるようですね。
要するに取引のスタイルによって使い分けた方が本当はいいってことですね。
ここからはハイレバ取引においてスプレッドがいかに重要か「3つの具体例」をもとに解説していきます。
①スプレッドはハンデ戦の大きさ
スプレッドはまさにハンデ戦です。
スプレッドが狭いに越したことはありません。
例えばスプレッドが3pipsあると、エントリー時にはすでに3pips負けからのスタートです。
これがハイレバ取引で100万通貨(1pips=1万円)ならどうでしょう?
100万通貨でスプレッド3pipsということはエントリーした時点でマイナス3万円の負債を背負って戦うことになります。
レバレッジ1000倍であれば、10万円の資金でも100万通貨で取引可能です。
しかし、資金10万円で3万円マイナスからのスタートではとても戦えません
スプレッドはハンデ戦の最たるものなので小資金でのハイレバなら特に注視する必要があります。
②スプレッドが広いと取引回数が多いほどリスキー
①では金額で表しましたが、一カ月の取引回数で見るとどうでしょうか?
月に20日間はマーケットが開いているとして1日1回だけ取引するとします。
すると月に取引は20回です。
毎回スプレッド3pipsを払うことになると、ロットが上がるにつれてとんでもない取引コストとなります。
先ほどの100万通貨で考えると、次の取引コストだけで60万円です。
エグいです。
③スプレッドの開きは短期トレードでは命取り
②からも繋がる話ですが、『短期のトレード』ほど回転率を上げて資金を回したいですよね。
なぜなら大きな値幅は狙わない代わり、次のトレードでは増えた資金を使い『複利運用』をするためです。
しかし、トレードの回転率を上げると取引コストは増します。
さらに言うと、短い値幅を狙う取引は長い値幅を狙う取引よりリスクは少ないのでしょうか?
取引相手が見えないFXの世界で潜在リスクが無くなる事はありません
例えば「10pipsを狙える手法」であっても資金量が少なく耐える余裕がない場合、すくなくともスプレッド分は早く逃げなくてはいけなくなるので、優位性が損なわれる危険もあります。
短期だからできる高勝率の維持も難しくなるかも知れません。
ハイレバ口座のスプレッド問題解決法
問題の解決方法についてまとめました。
とはいえ、いずれも完全な解決法ではなく、スプレッドの狭いブローカーを使うのが1番です。
①手法をスプレッドを加味した方法へ変える
②キャッシュバック(IB)で還元する
③ハイレバ小資金をやらない(全損例あり)
手法をスプレッドを加味した方法へ変える
短期トレードに限った話ですが、簡単に言ってしまうと『打診的なトレードをやめる』です。
例えば『ラウンドナンバーで切り返すだろう』で入ってしまうと抜けた場合に即死となります。
しっかり、反発かブレイクを確認してからでも短期トレードで「スプレッド分+数pips」なら狙えます。
逆にそれで取り返せない場合は、取引時間帯を見直すなど『相場が走る』場面を精査すべきです。
キャッシュバック(IB)で還元する
タリタリのキャッシュバックでexness分だけをソートしてみました。
海外FXの25ロット=250万通貨です。
張ってる金額に比べたら微々たるものですが、すでに口座を持ってる人でも登録して損はないです。
既存口座への紐付けも可能ですので参考記事をどうぞ。
あと余談ですがFXブローカーの出金の数倍の速さでタラタリは着金します。
注※アキシオリーのMAX口座(レバ1000倍)はタリタリのキャッシュバックがありませんでした。
ナノ口座だとあるのにナゾです。
ハイレバ小資金をやらない
レバレッジ400倍、ロースプレッドで戦うのもアリだと思います。
アキシオリーの1000倍口座で調子に乗って全損したのがこちら。
さらに私がエクスネスで10万入金初日に口座を飛ばした時の記事がこちらです。
最後に恥をさらして今回は締めたいと思います。
FXブローカー選定の参考になれば幸いです。
それでは今回は以上です。
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