本記事執筆中のドル円相場(2023年6月26日)では1ドル/143.5円付近を推移してます。
これって2022年のように150円まで行くのでしょうか?
昨年のように150円の辺りで「ドル円の為替介入」も気になりますよね。
そこで本記事では、『日米の政策金利の違いがドル円をどのように動かすのか?』についてお伝えするとともに介入も視野に入れたトレードについて考えていきたいと思います。
ドル円は150円まで行くのか?
結論:1ドル150円あると思います。
とはいえ、未来のことは誰にもわからないので、これだけでは無責任な発言になります。
僕が気にしているドル円150円への道に立ちはだかる障害を下記に挙げてみました。
- 日銀(財務省)の円買い為替介入
- 米金利引き下げ、または日本金利引き上げへの政策転換
- 突発的な災害や戦争発生
上記のような事象が起こるとドル円の150円までの道のりがわからなくなるので深堀して考えていきます。
日銀(財務省)の円買い為替介入
まず怖いのは日銀為替介入ですね。
これだけでトレンド転換するかといえば、それも難しいとは思います。
日本の政策が変わらないのであれば、よほど他の事象が重ならなければ前回同様またドル円は上げ始めると思っています。
とはいえ、我々のような個人トレーダーはレバレッジをかけてポジションを建てているので為替介入の円買いで1円、2円急落したら耐えられないですよね。
米金利引き下げ、または日本金利引き上げへの政策転換
これは根本的にドル円が上昇してる理由が解消された場合の話ですね。
つまりドルのレアリティが下がり日本円のレアリティが上がる。
みんなが日本円持つ価値があると認識したら、150円どころかトレンド転換しどこまで下がるのだろうと言った感じです。
とはいえ、『日本は政策を変えられないから為替介入など付け焼き刃に頼っている』と考えることもできます。
突発的な災害や戦争発生
災害や戦争も含めて全ての事象が影響を与えます。
しかし、過去を振り返ってみるとパターンがあるので対処可能です。
- 東日本震災→復興のために日本円の需要高まる→円高→ドル円ショート目線
- コロナショック→お金刷りまくりで通貨安(ショート目線)→余ったお金が株に流れて株高
ドル円が150円目指す際のトレードプラン
トレーダーとしてどう行動するか、私は「方向性は上」と見ていきます。
理由は先にも述べた日米政策金利の違いです。
そこで大まかなトレードプランは下記の2点。
- ロングするなら損切りも利確も少し我慢してもいい
- ショートするなら流れに逆らってる意識で確実に決済する
さら具体的にいきます。
ドル円押し目買い
週足や日足など長期足は押し目が少ないので、4時間足や1時間足の抵抗ライン反発を5分足で取っていきます。
とはいえ長期足の次の節目までポジションを保有するつもりもないのでエントリーは1時間足、4時間足の反発で入るものの、利確は5分足の抵抗になりそうなところで逃げます。
この辺りは言葉ではわかりにくいので、リアルトレード記事に投稿していこうと思います。
長めのレンジになりそうなら利益確定
これも5分足で揉んでたら即逃げします。
微損でも逃げたいと思います。
相場の未来はわからないが大前提です。
結果上がった、結果下がったは自分の利益とは関係のない事実として受け止めます。
ポンドドルとユーロドルでドルの強弱確認
その他の通貨ペアからドル円がまだまだ上昇しそうか見る方法です。
下記のドルストレート通貨ペアを見ると、ユーロはともかくポンドは弱くはないことがわかります。
ドルストレートの通貨ペアに関して、明確に「ドル一強」であれば、ドル円と真逆のチャートになっていておかしくないのです。(つまり下降気味のチャートならドルが強いんだなと理解できます)
しかし上記のユーロドルやポンドドルを見ると、ドルだけが買われているわけではなさそうな感じがします。
ドルの強さも当てにならない。
しかし『円が弱い』から「ドル円」は上がってるのかなと推察できます。
つまり日本が具体的な動きをしない限り、「円最弱」と見てクロス円はロング目線と考えます。
(円買いの為替介入はクロス円をロングしていると全部逆に持っていかれるので要注意)
この辺りの通貨強弱で短期的な流れに乗るトレードをFX手法記事にて今後追記していきます。
【まとめ】大きな材料がなければドル円は150円へ
◾️本記事をまとめ
•ドル円は150円に向けて上目線
•他の通貨に比べて日本円が売られやすい状況
•為替介入の円買いは要注意
※経済指標には要注意です
下記のリンクからGMO外為の経済指標が確認できます
◾️行動の仕方
これは私自身のドル円指針として参考までに聞いてほしいです。
•5分足短期ロングで15pips狙い
•政策転換で方向性が明確になったら長い目線でポジション持つ
•為替介入の円買い初動に乗れたらリスク取って(ロット張って)ショート
以上、あくまで個人的主観でここまで書きましたが参考になれば幸いです。
尚、投資・トレードは自己責任において余剰資金でやりましょう。
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