億トレーダー及川圭哉氏のオージーテクニカル手法を実践してみました。
以前から知っていたものの、オージーの波を掴むのに苦戦して永らく触っていませんでした。
つまり難しいのは、「オージーテクニカル発生なのか否か」に尽きると思います。
本記事では、焦点をエントリータイミングに絞ることでオージーテクニカルのガセに惑わされないトレードを心がけました。
本家本元の及川圭哉さんレベルでは扱えませんが、うまくオージーテクニカルに乗れば普通のトレーダーでも「利」を伸ばしやすい構造なのを改めて感じました。
及川式オージーテクニカルのコツ!
オージーテクニカルの難しいところは、『オージーテクニカルが発生しているのかの判断である』と思ったので、エントリータイミングに注目しました。
オージーテクニカルの4通貨ペアの中で一番注目すべきは「AUD/USD」です。
流れを整理するために以下の順番で深ぼっていきたいと思います。
手順①オージーテクニカルの難しい所の洗い出し
①AUD/JPYとAUD/USDが揃わない
②EUR/AUDとGBP/AUDが揃わない
③既に崩れている通貨ペアがあり4通貨ペアの相関判断に自信が持てない
④損切りの基準
⑤利確の基準
⑥保有継続の基準
①②③で挙げたものは「エントリーの難しさ」です。これは『オージーテクニカル発生初動を判断するのが難しい』という事です。
④⑤⑥は「決済の難しさ」で理由は同じく、『オージーテクニカルが終わった判断』が難しいという事です。
手順②オージーテクニカル発生か否かの判断
テクニカルが効く状態なのか否かの判断が難しいオージーテクニカルですが、1つの判断基準の紹介です。
センターピンは「AUD/USD」
「AUD/USD」に対して、EUR/AUDやGBP/AUDが逆相関しているかを判断軸にします。
つまりオージーテクニカル発生判断においての軸は「AUD/USD 」に置きます。
AUD/JPYは揃ってれば『なお良し』ぐらいのイメージです。
逆にいうとAUD/JPYに対して、EUR/AUD、GBP/AUDのペアが逆相関していても、AUD/USDが付いてこない場合は見送るようにしています。
オージーを含めた5通貨の中で1番影響力があるのが米ドルのため、米ドル絡みのAUD/USDに対しての相関・逆相関を注意してみます。
なのでこのAUD/USDがちゃんと揃ってないと「信用に値しないテクニカル」と考えます。
手順③【実践】オージーテクニカルのエントリー
ぱっと見でオージーテクニカル発生を判断できる場面に出逢えました。
揃って動いているのでトレンドとなるかもなということで、「GBP/AUD」5分足の戻りを売る作戦です。
しかも15時台の初動なので16時からが本番かな?、なんてスケベ根性です。
結果⇒損切
15時台のオージーテクニカル発生を確認後に「GBP/AUD引きつけて売った」ものの、逆にいかれちゃったパターンでした。
対策
やはり初動が狙いやすいですね。
オージー4通貨ペアが揃って高安値をブレイクしたらエントリーが安全でしょう。
とはいえ、2024年6月は日本円が特に弱く(円安)、クロス円絡みは売られやすい状況です。
全て待っていると初動に乗り遅れるので先にお伝えしたオージードルを軸に相関・逆相関が起こっているのか判断してみても良いでしょう。
【まとめ】及川式オージーテクニカルのコツ
オージーテクニカルの発生判断とエントリーのコツ
オージーテクニカルのセンターピンは「AUD/USD」に置き、AUD/USDを中心に相関・逆相関の発生判断をする。
オージーテクニカル発生は4通貨ペア(2024年現在は日本円が特に弱いのでオージー円は場合によっては無視)の高安値ブレイクが同時発生した時、ブレイクエントリー(画像の赤い水平線越えたら)するのが安全です。
損切⇒ブレイク高安値を再度抜けるか、オージー4通貨ペアの「ばらつき」が出てきたら
利確⇒次のレジサポライン到達か〇〇時ちょうど、またはオージー4通貨ペアの「ばらつき」が出てきたら
オージーテクニカルの発生しやすい時間帯について
欧州時間やNY時間に指標発表がある場合、主役となる通貨が入れ替わるため、オージー主体のテクニカルは出にくいのかなと感じました。
よってオーストラリアの主戦場である日本時間『午前中』が勝負どころと感じます。
逆に主だった指標がない時は、あらゆる時間帯で、どの通貨が主役になるかわからないなという感じです。
行動の仕方
・日本時間の午前中を監視する(オーストラリアの市場)
・初動を取るためにブレイクエントリーに慣れる
・本家本元の動画や教材を見まくる
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