2024年のゴールデンウイーク初日、日銀の『為替介入と思われる大きな値動き』が外国為替市場にありました。
実際にドル円の為替介入スタンバイからトレード（損切りと利確）した内容と立ち回りについてまとめます。
少額口座だからできたギャンブル感満載のトレードでしたが、結果プラスで終えることができました。
介入前に考えていたこと、実際に動き出した時のトレードなど書いています。
本記事の内容は今後の「アメリカ大統領選挙」などの大相場でも使える考え方かと思います。
興味のある方はどうぞお付き合いください。
①ドル円の為替介入スタンバイ
2024年ゴールデンウイーク前の金曜日明け方に1ドル¥158.5をつけた事を確認していました。
この勢いを見て円買いの為替介入が来るかもなという感じでした。
その際の注目ポイントは以下です。
・日銀から過度な投機は許さない的な発言があった
・祝日に為替介入した過去がある
・大きな円買いには「相応の相手」が必要
・トレーダーとして売るなら、一旦ショート勢が一斉に損切りされるところだと思った
Xへの投稿時系列でもう少し解説します。
ゴールデンウイーク前にかなりの勢いで¥158.5近くをつけた
金曜日、日銀が『看過できない』と言っていた投機的なブチ上げがあったように見えました。
日銀は円買いによる国内企業や株式市場への影響を考慮してると考えた
ゴールデンウイーク初日に『為替介入が来そうだな』と感じた理由として、やるなら国内への影響が少なそうな祝日にやるのかなと思ったのが一番の理由です。
以下、介入直前のX投稿です。
為替介入1回目と思われる値動きの後
派手に戻していたので、もう一度『円買い介入が来る』と感じました。
せっかく円高に振ろうとしたのに失敗したら、日銀のメンツも立たないというのもあるでしょうし。
実際に行ったトレードの一部を紹介します。
成行注文による下手くそなエントリーや損切りも結構あったので、そこはカットします（笑）
再現性がありそうな、大きくとれた予約注文の箇所と、手前の損切りを深掘りします。
②ドル円の為替介入トレード
上記、X投稿は今回のトレードを簡単にまとめたものです。
注意点だけ先に記載するとハイレバ口座ではよくある、指標や大きな値動き時の「スプレッドの大幅な開き」には要注意です。
予約注文も含めて刈り取られる恐れがあります。
今回は取引手数料のかかるアキシオリーの『ナノスプ口座』だったのでスプレッドも安定しており大丈夫でした。
Xの投稿で見かけて目を疑いましたが、スプレッド1000pips（10円）ひらいた業者もあったとか、、、
大相場の時こそ、ケチらず手数料はあっても「安定スプの口座」でキャッシュバック相殺が吉かと思います。
MAX口座（レバ1000倍）だったら自分んも死んでたかもです。
ラウンドナンバーでのエントリーについては下記の記事に詳しく書いています。
以下、もう少し詳しく書いてみました。
1回目の為替介入トレード
成行の注文は損切りをくらい、予約注文がその後の下げで200pipsくらいの取れた感じです。
介入初動の下げは、多くの損切りを巻き込み『数円単位の値動きになる』と考えていたので予約注文は少し下の方に入れました。
レバレッジをかけているポジションだと、上下の揺さぶりに耐えられないため、「下落の勢いがついているうちに、エントリーから決済まで行いたかった」のが理由です。
もう一度「￥160を狙いに行く上昇」に対して、『￥159.5を下抜ける動きに乗りたい』と思いそのあたりに指値を置きました。
とはいえ少し持ち上げられてからだったので、もっと離れた場所（￥158.75など）に注文を置いてもよかったと思います。
決済は目標レートではなく手で切りました。
損切り分を回収するのが先決だと思ったのと、以下の記事ネタで利益が必要だった為です。
◾️関連記事
損切りトレード
1回目の介入（損切りと利確）
1回目のトレードの手前で¥158ショートエントリーを2発損切りしています。
￥160までつけているので損切していなければ全損というところです。
2回目の介入（損切りと利確）
Xの投稿で¥157手前で日銀ステルス介入してるかもという投稿を見かけ、チャートを見たらしばらくレンジになっていました。
¥157で止まるか、大きな円買い介入が入ると安易に考えてブチ抜かれました。
自分で考えて行動しないと後悔しますね。
2回目の為替介入トレード
2回目も予約注文が大きく取れました。
とはいえ、こちらは大きな値動きのほんの一部です。
2回目はそこまで下げないかと思って、¥157割れに注文を入れ、¥156で決済としました。
結果450pips下げたうちの80pipsだけ取れた感じです。
【まとめ】ドル円為替介入のスタンバイからトレード、そして次の大相場へ向けて
本文のまとめ
◾️スタンバイ
・〇〇の準備がある
・〇〇は看過できない
・レートチェック（今回は不明）
◾️トレード
今回の為替介入トレードを終えて、数円単位で動くので50-100pips離れたところに注文を入れても充分な値幅が取れた
動き始めてからの成行注文はスキャルで対応した。
結果、離れた場所の予約注文の方が多くの値幅が取れた。
損切りの主な要因は値頃感からくるものだったので減らすことは可能。
大きな動きのある局面では動いてから対応で充分
今後の行動の仕方
為替介入は稀だと思いますが、似たような大相場は他にもあります。
定期的にくるものだと、『アメリカ大統領選』です。
今回の立ち回りは『アメリカ大統領選』のような時も通用すると思います。
大きく動くことが予想されるが、『大切なのは動いてから乗っても間に合う』と言うことです。
それでは今回は以上となります。
短期トレードを極めるには
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個人的には今もトレードの軸となる考え方となっています。
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